
ひさるきれでぃお 第二回
―放送五分前 アジト茶の間にて映画鑑賞中―
深柳 「さすがはブルーディスク。美麗だね」
アキラ「ああ。それにしても、やっぱり初号機が一番だな。このフォルムは最高だ」
深柳 「アキラは何も解っていないな。零号機に決まってる。もちろん改装前」
アキラ「渋いなお前」
ヒサキ「ただいまー。お菓子いっぱい買ってきたわよ・・・って、あんたたち何見てんのよ。本番もうすぐ始まるってーのに」
アキラ「出たな、弐号機! 来い相手になってやる」
ヒサキ「い、いきなり何よ・・・。なんのことだかさっぱりわからないんだケド」
アキラ「ノリの悪いヤツだな」
深柳 「心の壁じゃない?」
アキラ「おっ、なるほど。そういうことか」
ヒサキ「・・・時々あんた達についていけなくなるわ」
―放送開始―
ア&ヒ&深『ひさるき@れでぃお~!』
ヒサキ「どっせーい! ってなわけで、再び始まりました。ヒサルキレディオ、第二回目の放送です。えー、第二回目の放送なのでもう自己紹介は大丈夫ですよね」
アキラ「いや、一応自己紹介したほうがいいんじゃないか」
ヒサキ「そ、そう?」
深柳 「ほら、そこにカンペ出てる」
ヒサキ「えーっとどれどれ。って、あのねぇ・・・絶対こんな台詞言わないわよ」
アキラ「やれやれつまらん女だな」
ヒサキ「あんですってぇ?」
アキラ「すまん前言撤回だ。危ないから炎を消せ。さすがの俺でも死ぬぞ、その火力は」
ヒサキ「問答無用だかんね!」
アキラ「み、深柳助けてくれ! ヒサキのヤツがいじめる!」
ヒサキ「こらーっ、リンの後ろに隠れんじゃなーいっ」
アキラ「はは。これが俺の最終兵器、その名も深柳フィールドだ。これでお前は攻撃できない」
ヒサキ「・・・小学生並の発想ね」
アキラ「なんとでも言えばいいさ。生き残る為なら俺は深柳を盾にする。悪く思うなよ深柳ぃ!」
深柳 「うん」
ヒサキ「むっきー! ちょっとリンそこどきなさいよ!」
深柳 「・・・さて、今回は第一章あるゲームの物語、其の六から其の九までのお話を追って行きたいと思います。シロツキとの戦闘から巨大な虎の化け物と遭遇のくだりまでかな」
アキラ「シロか。今思えば、派手な戦闘だったな。正直、どちらとも人間離れしていた気がするぞ」
深柳 「ああ。ヒサキが炎を蹴り飛ばした時はさすがに驚いたな」
アキラ「いやまったく。あの時も言ったが、おまえのどこにそんな火薬が詰まってんだ?」
ヒサキ「って言われてもねぇ。別にフツーに戦ったつもりよ。ただ漫画みたいなノリでやってみたら上手くいっちゃっただけだし」
深柳 「あれがフツーなのか」
ヒサキ「ていうか、リンだって相当じゃない。あのいけすかない小娘とのやりとりとかさ」
アキラ「そうだぞ。『動くな。森は僕のテリトリーだ』ってシーンはちょっと怖かったぜ。なんつーか、深柳なんだが深柳じゃないっぽいような。ま、よくわからんがそんな感じだ」
深柳 「うーん。あの時は必死だったからよく覚えてないな。アキラが危ないと思ってとっさに行動していたし」
アキラ「お前、まさか俺のことを・・・」
深柳 「き、気色の悪い目でこっちを見るなっ!」
アキラ「またまたそんなこと言って。お、よく見ると中々可愛いなお前」
深柳 「じょ、冗談はよせ。ちょっとヒサキ! って、遠巻きに傍観するな!」
ヒサキ「・・・うげー。一生わからない世界だわ。とりあえず、えんがちょ」
―CM中―
アキラ「だから冗談だって言ってるじゃないか。いっててて」
深柳 「・・・ここが森でなくてよかったな」
ヒサキ「リンのパンチはじめて見たわ。通称リンナックルってところね。私も負けてられないわ」
アキラ「おい、お前達なぁ。少しは手加減してくれないと、マジで身がもたんぞ」
ヒサキ「あんたが変なこと言うからでしょ」
深柳 「そういえば、今回はかなり冗長だがいいのか?」
ヒサキ「いいわよ。もう、このコーナーは好きにやらせてもらうわ! 尺なんてなんのそのよ」
アキラ「楽しそうだよなお前」
―本番再開―
ヒサキ「ヒサルキレディオ~。はいっ、というわけで・・・えー、フツオタのほうをご紹介させて頂きます。アキラ、適当にそっから選んできて」
アキラ「了解した。っと、これでいいか。ほれ」
ヒサキ「さーんきゅ。ええっとラジオネーム『真実はいつも今ひとつ』さんから頂きました。ありがとうございまーす。えー、お三方の好きな飲み物を教えてください。・・・なんだかパッとしない質問ねぇ」
アキラ「俺は午後ティーのストレートが一番だな。深柳は?」
深柳 「ヤクルトとかビックル。他にはマミーかな。ちょっとクセがあるけどね」
アキラ「ほぉ。なら今度買ってみるか」
ヒサキ「ま、そんなところよね。ありきたりだわ」
アキラ「んなこと言ったって、好きな飲み物なんざ広げようがないだろ」
深柳 「それじゃあヒサキは?」
ヒサキ「マックスコーヒーよっ!」
深柳 「は、はじめて聞いたかもしれない」
アキラ「それ知ってるぞ。千葉や茨城にしか売っていないドマイナーな飲み物だろ?」
ヒサキ「ところがどっこい、2月の後半に販売エリアを全国区に拡大したのよ! やっぱ私ってば目のつけどころがいいのよねー。絶対にこの飲み物はブレイクすると思ったもの」
深柳 「そんなに美味しいのか? 少し気になるな」
ヒサキ「ま、まーね」
アキラ「悪い事は言わん。やめといたほうがいいぞ深柳」
ヒサキ「ほんじゃ次のお便り。『OH!MY酢コンブ』さんから頂きました。ラティアはどうしてアキラさんとヒサキさんのことを殺人鬼と呼んだのですか。後、彼女の話では深柳さんが以前にもこのゲームに参加していたようなことを言ってましたがそれって本当ですか・・・いきなりマジな質問ね」
アキラ「だとよ。どうすんだヒサキ」
ヒサキ「ははン。ノーコメントに決まってるじゃない。今時の子は考えもせずにすーぐ質問するんだから。なんでもかんでも答えてもらえると思ったら大間違いよ。大体、今時のドラマやアニメって説明が長すぎるのよねー。たまにゃ材料だけぶん投げて視聴者にも料理の手伝いをさせたらいいのよ」
深柳 「こりゃまた饒舌だね」
アキラ「・・・まるで年寄りのそれだな」
ヒサキ「ふっふーん」
―CM中―
アキラ「まだ二回目なのに、こんなに飛ばしていて平気なのか」
ヒサキ「ポリポリ」
アキラ「柿ピー美味いか?」
ヒサキ「むぐむぐ」
深柳 「はい、水」
ヒサキ「ごくごく」
―エンディング―
ヒサキ「それではそろそろヒサルキ@レディオも終わりの時間です」
アキラ「なんだか今日は疲れたな」
深柳 「ああ・・・長かった気がする」
ヒサキ「コホン。構成作家曰く、まだまーだ冗長に書き連ねることは出来ますが、今日はこの辺で簡便してやります! とのことです」
アキラ「ありがたいことだな」
ヒサキ「はいっ、といったわけで。次回はチャプター3になりまして、其の拾に10.5話を挟んで其の拾壱までの間を振り返りたいと思います。眠りの雪景色に登場する謎の少女。そして対峙する深柳リンと巨大な黒虎。咆哮を上げたラティアが見たものとは。それではまた、次のチャプターでお会いしましょう!」
深柳 「それじゃあ次回も、」
アキラ「サービ・・・」
ヒサキ「言わせないわよ!?」
そのままチャプター3へ
深柳 「さすがはブルーディスク。美麗だね」
アキラ「ああ。それにしても、やっぱり初号機が一番だな。このフォルムは最高だ」
深柳 「アキラは何も解っていないな。零号機に決まってる。もちろん改装前」
アキラ「渋いなお前」
ヒサキ「ただいまー。お菓子いっぱい買ってきたわよ・・・って、あんたたち何見てんのよ。本番もうすぐ始まるってーのに」
アキラ「出たな、弐号機! 来い相手になってやる」
ヒサキ「い、いきなり何よ・・・。なんのことだかさっぱりわからないんだケド」
アキラ「ノリの悪いヤツだな」
深柳 「心の壁じゃない?」
アキラ「おっ、なるほど。そういうことか」
ヒサキ「・・・時々あんた達についていけなくなるわ」
―放送開始―
ア&ヒ&深『ひさるき@れでぃお~!』
ヒサキ「どっせーい! ってなわけで、再び始まりました。ヒサルキレディオ、第二回目の放送です。えー、第二回目の放送なのでもう自己紹介は大丈夫ですよね」
アキラ「いや、一応自己紹介したほうがいいんじゃないか」
ヒサキ「そ、そう?」
深柳 「ほら、そこにカンペ出てる」
ヒサキ「えーっとどれどれ。って、あのねぇ・・・絶対こんな台詞言わないわよ」
アキラ「やれやれつまらん女だな」
ヒサキ「あんですってぇ?」
アキラ「すまん前言撤回だ。危ないから炎を消せ。さすがの俺でも死ぬぞ、その火力は」
ヒサキ「問答無用だかんね!」
アキラ「み、深柳助けてくれ! ヒサキのヤツがいじめる!」
ヒサキ「こらーっ、リンの後ろに隠れんじゃなーいっ」
アキラ「はは。これが俺の最終兵器、その名も深柳フィールドだ。これでお前は攻撃できない」
ヒサキ「・・・小学生並の発想ね」
アキラ「なんとでも言えばいいさ。生き残る為なら俺は深柳を盾にする。悪く思うなよ深柳ぃ!」
深柳 「うん」
ヒサキ「むっきー! ちょっとリンそこどきなさいよ!」
深柳 「・・・さて、今回は第一章あるゲームの物語、其の六から其の九までのお話を追って行きたいと思います。シロツキとの戦闘から巨大な虎の化け物と遭遇のくだりまでかな」
アキラ「シロか。今思えば、派手な戦闘だったな。正直、どちらとも人間離れしていた気がするぞ」
深柳 「ああ。ヒサキが炎を蹴り飛ばした時はさすがに驚いたな」
アキラ「いやまったく。あの時も言ったが、おまえのどこにそんな火薬が詰まってんだ?」
ヒサキ「って言われてもねぇ。別にフツーに戦ったつもりよ。ただ漫画みたいなノリでやってみたら上手くいっちゃっただけだし」
深柳 「あれがフツーなのか」
ヒサキ「ていうか、リンだって相当じゃない。あのいけすかない小娘とのやりとりとかさ」
アキラ「そうだぞ。『動くな。森は僕のテリトリーだ』ってシーンはちょっと怖かったぜ。なんつーか、深柳なんだが深柳じゃないっぽいような。ま、よくわからんがそんな感じだ」
深柳 「うーん。あの時は必死だったからよく覚えてないな。アキラが危ないと思ってとっさに行動していたし」
アキラ「お前、まさか俺のことを・・・」
深柳 「き、気色の悪い目でこっちを見るなっ!」
アキラ「またまたそんなこと言って。お、よく見ると中々可愛いなお前」
深柳 「じょ、冗談はよせ。ちょっとヒサキ! って、遠巻きに傍観するな!」
ヒサキ「・・・うげー。一生わからない世界だわ。とりあえず、えんがちょ」
―CM中―
アキラ「だから冗談だって言ってるじゃないか。いっててて」
深柳 「・・・ここが森でなくてよかったな」
ヒサキ「リンのパンチはじめて見たわ。通称リンナックルってところね。私も負けてられないわ」
アキラ「おい、お前達なぁ。少しは手加減してくれないと、マジで身がもたんぞ」
ヒサキ「あんたが変なこと言うからでしょ」
深柳 「そういえば、今回はかなり冗長だがいいのか?」
ヒサキ「いいわよ。もう、このコーナーは好きにやらせてもらうわ! 尺なんてなんのそのよ」
アキラ「楽しそうだよなお前」
―本番再開―
ヒサキ「ヒサルキレディオ~。はいっ、というわけで・・・えー、フツオタのほうをご紹介させて頂きます。アキラ、適当にそっから選んできて」
アキラ「了解した。っと、これでいいか。ほれ」
ヒサキ「さーんきゅ。ええっとラジオネーム『真実はいつも今ひとつ』さんから頂きました。ありがとうございまーす。えー、お三方の好きな飲み物を教えてください。・・・なんだかパッとしない質問ねぇ」
アキラ「俺は午後ティーのストレートが一番だな。深柳は?」
深柳 「ヤクルトとかビックル。他にはマミーかな。ちょっとクセがあるけどね」
アキラ「ほぉ。なら今度買ってみるか」
ヒサキ「ま、そんなところよね。ありきたりだわ」
アキラ「んなこと言ったって、好きな飲み物なんざ広げようがないだろ」
深柳 「それじゃあヒサキは?」
ヒサキ「マックスコーヒーよっ!」
深柳 「は、はじめて聞いたかもしれない」
アキラ「それ知ってるぞ。千葉や茨城にしか売っていないドマイナーな飲み物だろ?」
ヒサキ「ところがどっこい、2月の後半に販売エリアを全国区に拡大したのよ! やっぱ私ってば目のつけどころがいいのよねー。絶対にこの飲み物はブレイクすると思ったもの」
深柳 「そんなに美味しいのか? 少し気になるな」
ヒサキ「ま、まーね」
アキラ「悪い事は言わん。やめといたほうがいいぞ深柳」
ヒサキ「ほんじゃ次のお便り。『OH!MY酢コンブ』さんから頂きました。ラティアはどうしてアキラさんとヒサキさんのことを殺人鬼と呼んだのですか。後、彼女の話では深柳さんが以前にもこのゲームに参加していたようなことを言ってましたがそれって本当ですか・・・いきなりマジな質問ね」
アキラ「だとよ。どうすんだヒサキ」
ヒサキ「ははン。ノーコメントに決まってるじゃない。今時の子は考えもせずにすーぐ質問するんだから。なんでもかんでも答えてもらえると思ったら大間違いよ。大体、今時のドラマやアニメって説明が長すぎるのよねー。たまにゃ材料だけぶん投げて視聴者にも料理の手伝いをさせたらいいのよ」
深柳 「こりゃまた饒舌だね」
アキラ「・・・まるで年寄りのそれだな」
ヒサキ「ふっふーん」
―CM中―
アキラ「まだ二回目なのに、こんなに飛ばしていて平気なのか」
ヒサキ「ポリポリ」
アキラ「柿ピー美味いか?」
ヒサキ「むぐむぐ」
深柳 「はい、水」
ヒサキ「ごくごく」
―エンディング―
ヒサキ「それではそろそろヒサルキ@レディオも終わりの時間です」
アキラ「なんだか今日は疲れたな」
深柳 「ああ・・・長かった気がする」
ヒサキ「コホン。構成作家曰く、まだまーだ冗長に書き連ねることは出来ますが、今日はこの辺で簡便してやります! とのことです」
アキラ「ありがたいことだな」
ヒサキ「はいっ、といったわけで。次回はチャプター3になりまして、其の拾に10.5話を挟んで其の拾壱までの間を振り返りたいと思います。眠りの雪景色に登場する謎の少女。そして対峙する深柳リンと巨大な黒虎。咆哮を上げたラティアが見たものとは。それではまた、次のチャプターでお会いしましょう!」
深柳 「それじゃあ次回も、」
アキラ「サービ・・・」
ヒサキ「言わせないわよ!?」
そのままチャプター3へ
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